ハムスターを飼育するとなった時、基本的に巣箱を設置する必要があります。今回は巣箱の選び方や役割を紹介していきたいと思います。
ハムスター飼育における巣箱の役割
ストレスフリーの生活
人の目をずっと浴び続けるのをストレスに感じるハムスターも一定数居ます。
そのため、巣箱(自宅)を置く必要があります。
寒さから身を守る
冬場や夏場になると、巣箱とケージ内だと気温や湿度などが若干変わってきます。
そのため、ハムスター自身が快適な場所を選択し寝ることが出来ます。
野生下に近い環境
ハムスターは野生下で洞窟の中で暮らしています。洞窟は暗く狭いため、巣箱の中の環境と似ています。
そのため、ハムスターにとって巣箱内の環境は洞窟と似ていて、落ち着く空間になっています。
巣箱の素材別のメリット・デメリット
木材
メリット
- 木材なので、ハムスターが噛めて歯の伸びを抑制できる
- 外の空気に影響されにくいので、夏は涼しく冬は暖かく暮らせる
デメリット
- かじられるので、消耗品となっている
- 色合いなどが淡泊
- 汚れが落ちにくい
陶器類
メリット
- 細菌の繁殖がしにくい
- 色合いが多く写真映えもする
- 消耗品ではない
- 掃除がしやすい
デメリット
- 木材に比べると、快適ではない
- 少し高いものが多い
巣箱に関する飼育上の注意点
巣箱内の餌
上記でも説明したように、ハムスターにとって巣箱は自宅(洞窟)のような存在です。
そのため、巣箱の中に餌を蓄えることが多いです。その餌をそのままにしていたら、知らない間に腐ってしまうことも多いです。なので、定期的(1日に１回)に巣箱の中も掃除してあげるようにしましょう。
巣箱を入れない方も
巣箱を入れないことで、飼い主さんからの視線を浴びることになるので、よくなつき易くなります。
そのため、巣箱をあえて入れない方もいます。
しかし、巣箱には上記で説明したような役割があるため、初めてハムスターを飼われる方にはあまりお勧めできません。
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